「もしパートナーに浮気されたら、あなたは許せますか?それとも許せませんか?浮気は裏切り行為でもあり、許すか許さないか悩むこともあると思います。なぜ悩むかは、それぞれにメリットやデメリットがあるからでしょう。今回は浮気を許す派と許さない派の考え方や許した時のメリットデメリットと許さない時の行動について解説していきます。
浮気をされたという人は実は結構多くいるものです。
自分が浮気に直接関わらなくても、知り合いや友人などから話を聞いたり相談を受けたりしたことがある人もいると思います。
もし、自分のパートナーが浮気をしていたとしたら、何を基準に浮気を許すか許さないか考えたら良いのでしょう?
今回は浮気を許す派・許さない派の考え方、許した時のメリットとデメリット、そして許せない時に取るべき行動について解説していきます。
パートナーの浮気を許すかどうか悩んでいる方の参考になったら幸いです。
浮気は身近な男女問題
今も昔も変わらず、男女間のトラブルとして浮気問題は多いです。浮気をされたことがあるという人も、浮気をしてしまったことがあるという人もいると思います。もしくは、どちらとも経験したことがあるという人もいるかもしれませんね。
浮気は誰にでも起こり得る身近な男女問題となっています。
いつ当事者になってしまうかわからないこの問題に、まさしく今立ち向かっているという人もこの記事をご覧になっている方の中にいるかもしれません。
中には、何度も浮気された経験がある人もいるかもしれませんが、そんな人でもきっと
浮気されると相手の事を許すか、許さないかで悩んでしまう事もあるでしょう。
自分の事は自分で決めなければいけませんが、他の人の考え方も聞いてみると参考になると思います。
まずは許す人許さない人の考え方をご紹介します。
浮気を「許す」という人の考え方
浮気を許すか許さないか悩む人は多いです。様々な価値観があると思いますが、浮気を許す人の考え方を見ていきましょう。
以下にて、詳しく内容を見ていきます。
絶対に別れたくない
「パートナーと絶対に別れたくないから」という理由で許す事があります。
なぜ絶対にわかれたくないか、その具体的な理由は色々あります。
たとえば
・パートナーの事が本当に好きだから離れたくない
・子供の生活に影響するから別れたくない
・経済的に苦しくなるから別れたくない
相手が他の人を好きだとしてもずっと片思いで居られる人がいるのと同じく、例えパートナーが他の人と浮気してしまっても別れたくないと考える人もいるでしょう。
また、パートナーに対して恋心があるから別れたくないと考える人ばかりではなく、別れない方が自分や家族にとって良いと考えている場合もあります。
本気じゃなければ良い
浮気という名称から分かるように、本気ではない浮気もあります。言い方を変えれば遊びともいえるかもしれません。パートナーの事が本命でありながら心が浮ついて気の迷いから他の人と関係を持ってしまう事も実際にあります。
浮気をしているから家庭を顧みないというわけでもなく、何かに悪影響もないまま結果的には自分の元へ帰ってくるのなら少しくらい遊んでも良いという考え方です。
浮気されることに慣れてしまった
浮気癖のある人もいます。パートナーに浮気を繰り返されてしまい、何度もケンカになった事があるという人も中にはいるでしょう。
初めは毎回怒っていたけれども、それが何度も繰り返されると、「言っても無駄」とさえ感じてしまう事もあります。浮気を繰り返されているうちに浮気されることに慣れてしまい何も感じなくなっていき最終的に諦めて黙認するようになる人もいます。
浮気を「許さない」という人の考え方
では続いて、浮気を許さない人の考え方について紹介していきます。
以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。
信じられなくなった
信じていたパートナーが浮気をしていたと知った時大きな裏切りを感じます。今まで友達と会っていたと言っていたのが毎回浮気相手との密会だったと知れば、もうパートナーの言葉は何も信じられなくなってしまうかもしれません。見事に信頼関係を打ち砕くことになるでしょう。
浮気をされたことにより信頼が失われ、男女問題だけではなく金銭問題などももしかしてあるのでは?など様々な面で不信感が生まれてしまう事もあります。
そんな不信感を与える浮気を「許さない」ではなく「どうしても許せない」人は多いでしょう。
全く反省が見られないから
浮気が悪い事だと心から思い反省しているのなら、一度くらい許してあげようという気にもなるかもしれません。しかし、浮気した原因を自分のせいにされたり、全く反省していなければ、また同じことを繰り返す可能性があるでしょう。一度ならず二度も浮気をされたとしたら、どれだけ深く傷つくかわかりません。一度目の浮気を許した自分の事さえ憎く感じてしまう事もあります。
どんな理由があろうと、浮気はした側が悪いと考えるのが通常です。それにもかかわらず人のせいにするなんて常識では考えられません。反省の色も見られない相手を許すとは到底考えられないという人もいます。
深く傷つけられたから
自分を傷つける人を許せる人もいますが、多くの人が自分に害を与える人を許しません。
自分が好きな人だからこそ、浮気をされて深く傷ついたと思いますが、浮気という裏切り行為は百年の恋も冷めるほどの事です。
愛情よりも憎しみや悲しみ、苦しみなど負の気持ちが多くなると、相手の事は絶対に許さないと考える人も沢山います。
浮気を許した時のメリット・デメリット
浮気を許すかどうか悩んでいる人は、許したらどうなるか、許さなかったどうなるか不明瞭な部分があるのも悩む原因になるでしょう。
気持ちの面で怒りに満ち溢れてしまえば「絶対に許せない!」となるかもしれませんがそれだけで浮気を許すかどうか決めるには早すぎると思います。
浮気を許すとどんなメリットやデメリットがあるのかも考えて判断する事が大切です。
メリット
・離婚せずに済む
許さない場合は離婚や別居という選択を取るケースが多いですが、浮気を許せるのなら離婚をせずに夫婦の関係を続けることもできるでしょう。
離婚となれば、
「経済状況」…生活水準、扶養控除、養育費、慰謝料
「子供の環境」…親権、ひとり親、氏の変更、転校
「生活環境」…引っ越し、転職、
「財産」…相続、住宅ローン
など、非常に多くの様々な変化に対応していかなければいけませんが、それが一切必要ないというのは大きなメリットでしょう。
・絆が強くなることもある
浮気を許すと絆が強くなることもあります。夫婦の関係を立て直すためにコミュニケーションをたくさん取るようになり、価値観や考え方などお互いに理解し合えるようなれば、前の関係よりも良くなることもあるでしょう。
一つの問題を乗り越えた夫婦は以前より強い絆で結ばれるようになるかもしれません。
・パートナーより優位な立場になれる
浮気した方が明らかに悪いので、それを許した方は少し優位な立場になれるかもしれません。
浮気した人は「許してもらえた」という気持ちなので、誠心誠意尽くすようになることもあります。しかし、こういった感情は時間が経つにつれて薄れる事もあるので、最初のうちだけという事もあるでしょう。
また、夫婦間でこういった上下関係のようなものはあまり良い状況とは言えません。長く続いてしまうとストレスになり逆に浮気再発などのリスクとなり危険でもあります。
デメリット
・また浮気されないか不安な生活を送る
一度浮気をするとトラウマになってしまう事があります。許したとしてもまた浮気されるのでは?と言う気持ちが心のどこかにいつもあって、少し帰りが遅いだけで浮気を疑ってしまう事もあります。そういった精神的な不安を抱えた生活を送る可能性があります。
ただし、そういった不安に対しては、あなたにとって好条件となる誓約書を作成しておくという方法である程度不安を軽減させることができます。
・人生のやり直しが出遅れる
浮気を許し夫婦関係をやり直したとしても、また浮気する可能性はゼロではありません。5年10年…何年後かわかりませんが再び浮気をされ、2回目は許せないからと離婚を余儀なくされても、初めの浮気から考えるとずいぶん時も経ち人生も進んでいます。そこからまた人生をやり直すこともできますが、新たなパートナーを見つけづらくなっているかもしれません。
どうせ別れる事になるのなら「あの時別れておけばよかった…」と後悔してしまう事があります。
浮気を許すか許さないかの判断のポイント
パートナーを許すか許さないかそれを決めるのは自分自身です。また、人生の分岐点になる事もあるので慎重に考えなければいけません。
パートナーの浮気を許すか許さないかは人によって状況の違いや感じ方の違いがあるのでどちらが正しいという基準はありませ んが、判断するポイントを解説いたします。
1.浮気したのははじめてか
2.浮気の期間は短いか
3.浮気を反省しているか
今回の浮気問題でこれらについてチェックしてみましょう。
1.浮気したのははじめてか
浮気をする人の中には浮気を繰り返す浮気癖のある人もいます。あなたとの関係の中ではじめてであっても、もしかしたらあなたの前のパートナーとも浮気が原因で関係が終わっていたことはないでしょうか?
浮気がはじめてでもう二度としない事を約束できるのであれば、一度だけ許しても良いかもしれません。
しかし、二度目三度目…ということであれば、これから先も浮気を繰り返す可能性があります。
2.浮気の期間はどれくらいか
浮気はほんの気の迷いや遊びのつもりでやってしまう事もあります。酔った勢いでしてしまったけど、酔いが冷めたら自分がやったことで自己嫌悪に陥るほどになることもあります。浮気の期間が1週間や2週間など、短期間の事であれば、それほど深い関係になっていないとして許せる気持ちになるかもしれません。
しかし、数カ月…数年という長い期間一人の相手とずっと浮気していた場合、その関係は明らかに深くなっているでしょう。
浮気をしている間のパートナーは何事もない顔をしながらずっと隠れて浮気生活していたわけです。その期間がどちらにせよ浮気であることには違いありませんが、短い期間の浮気である方が、長い期間浮気をしているよりは許せる気持ちにもなるのではないでしょうか。
3.浮気を反省しているか
反省していなければまた浮気をする可能性があるので、反省しているかどうかはとても重要です。
証拠があるのに浮気をなかなか認めなかったり、浮気したのを人のせいにしていたりする様子があれば反省していないかもしれません。
表面上だけはとりあえずは反省しているように見せて一旦浮気をやめても、ほとぼりが冷めたころに再び浮気するなど、ろくな結果にならないでしょう。
逆に、自分から浮気を自白して、謝罪してくるなど、深く反省している様子が見られるのであれば、浮気を再度繰り返す可能性は低いと言えるでしょう。
浮気を許せない時はどうする?
浮気された時に許すメリットもデメリットもあるのですが、そのメリットだけではどうしても許すという選択はできないという人もいます。どうしても許せないという場合どのように対処していくと良いでしょう。
ここからは、浮気を許さない人が取るべき行動について見ていきましょう。
・別れを考える
・許せないまましばらく様子を見る
・浮気の証拠を掴む
それぞれ以下にて、内容を詳しく解説していきます。
別れを考える
パートナーの浮気が遊びだとしても、どんなに謝ってきたとしても、もう信じる事も出来ずどうしても許せないのなら別れを考えても良いでしょう。あまりにも無理をして許したとしても自分が辛い思いをするだけです。
相手にとっても自分にとっても別れるというその選択がベストになる事もあります。
ただし、別れの覚悟が決まっていないうちに勢いあまって「もう別れる!」と相手に伝えてしまうのは良くありません。「相手がどんな反応をするのか?」「引き止めてくれるだろうか?」など試すような事も避けるべきです。
なぜなら、相手はその言葉をしっかり受け取り、別れる方向でしか考えられなくなる可能性も十分にあるからです。あなたが焦って「やっぱり別れたくない!」と言ったとしても後の祭り。
あなたの心の奥底では浮気を望んでいなくても、相手からすれば「今さら何を言ってるんだ」「そっちから言い出したことだろう」としか思われず、あれよあれよと別れ話が進んでしまうかもしれません。
許せないまましばらく様子を見る
浮気されて許せないのなら別れる道もありますが、許せなくても別れないという選択もできます。
浮気を許せなくて別れたいけれど、別れた後の経済面や環境の変化、子供への影響などを考えて別れない、もしくは別れられないという人も沢山います。
実は浮気されても直ぐに別れる人よりも別れない人の方が多いとも言われています。その後続いたかどうかはまた別の話になりますが、許せないけれどとりあえず別れないでおいて、環境が整ってから別れる事も多いのです。
浮気を許せないのにパートナーと共にいることは辛いことも多いと思いますが、もしかしたら時間が解決してくれる事もあります。
許せないとしてもとりあえずは関係を続けて、様子を見ていればパートナーの反省した態度や行動を見て許せる日が来るかもしれませんし、その間に子供も大きくなって理解してくれる日が訪れるかもしれません。
浮気の証拠を掴む
パートナーと結婚している場合は浮気を許せないと慰謝料請求も検討するようになってきます。もし、パートナーが浮気を認めず慰謝料を払おうとしない場合、訴訟を起こして裁判で争う事になります。そうすると、今度は浮気を証明するのに決定的な証拠が必要になります。
浮気の証拠は自分でも掴むことができるのですが、ラブホテルへの出入りの写真など、裁判でも有力となる証拠を掴むのは素人には大変難しく、失敗すると違法行為になってしまったり、パートナーに気づかれて関係が悪化したりする可能性が高いです。
そのため、浮気の証拠を確実に掴みたいのなら浮気調査のプロである探偵に依頼する方法がおすすめです。
探偵事務所によっては、弁護士と連携をしているところもあります。配偶者の浮気が許せず慰謝料請求や離婚を視野に入れているなら、弁護士と連携を取っている探偵を選ぶとスムーズです。
まとめ
今回は、浮気を許す人の考え方や許さない人の考え方もご紹介いたしました。あなたどちらにより共感できたでしょうか。浮気されるとまず思うのは「許せない」という感情の方でしょう。そこからパートナーの反省度や許した時のメリットデメリットなど色々な事を考えていくと「許す」という判断にたどり着くこともあります。
浮気を許せるか許せないかは簡単に決められる事ではないので、もし判断に悩みすぎて辛いのなら浮気問題を多く取り扱う弁護士や探偵に相談してアドバイスを受けると良いかもしれません。
「全く反省していない」「浮気を認めない」などでどうしても浮気が許せないのであれば、慰謝料請求するために高い調査能力のある探偵に浮気調査を依頼して浮気の証拠を入手する事をおすすめします。