ストップ!夫の浮気に気づいた時にしてはいけない行動とするべき行動

ストップ!夫の浮気に気づいた時にしてはいけない行動とするべき行動

ディスクリプション

夫の浮気に気づいてしまった時、後先考えずに行ったその行動が、後悔に繋がる「してはいけない行動」である事があります。

浮気の事実を知った時気が動転してしまい冷静に判断できなくなるのは珍しい事ではありません。もしも夫の浮気に気が付いてしまった時のために、浮気に気づいたときにしてはいけない行動とするべき行動について理解しておきましょう。

携帯電話を持っている女性

低い精度で自動的に生成された説明

夫の浮気が判明!その時あなたはどうする?

夫のズボンのポケットからラブホテルのレシートが…。そんなものが出てきてしまったら浮気を疑っても仕方ありません。そのレシートを夫に差し出し、「これはどういうこと?」と問い詰めたくなるかもしれません。しかし、浮気をしていると気づいた時にとっさに取ったその行動が、後の夫婦の関係に大きな影響を与える運命の分かれ道になっている事を知っているでしょうか?

夫の浮気に気が付いたときにやってはいけない行動へ進むか、やるべき行動へ進むかは他の誰でもなく夫の浮気に気づいた妻が選択することになります。後悔する道を選ばず、するべき行動ができるように、記事を最後まで読んで参考にしてみてください。

浮気に気づいた時にしてはいけない行動

夫の浮気に気づいたとき、信じられない気持ちや悲しみ、怒りなど、とにかく複雑な気持ちになります。そんな時は感情のままよく考えずに即行動に出てしまう事もありますが、してはいけない行動をしがちなので注意が必要です。

どのようは行動をしてはいけないのか見てみましょう。

・すぐに問い詰める

・気づかぬふりをしてなにもしない

・すぐに結果を出す

・仕返しに自分も浮気をする

それぞれ詳しく解説します。

すぐに問い詰める

やってしまいがちなのがこの「すぐに問い詰める」という行動です。浮気と言う裏切り行為を本当にしたのか、真実を確かめるために夫に問い詰めたくなるのもわかります。不安な気持ちや怒りをどこにぶつければいいのかもわかりません。とにかく早く真実を知りたいと思っても仕方ないでしょう。

しかし、もし問い詰めたところで夫は素直に認めるでしょうか?確かな証拠があれば認めざるを得ませんが、浮気の疑惑があっても確実に浮気をしている証拠がなければ言い逃れをされてしまうかもしれません。

また、問い詰めれば浮気を怪しまれていると気づくため、より巧妙に隠れて浮気をするようになるのです

気づかぬふりをしてなにもしない

「どうせ浮気なんて遊びだろうからそのうち関係も終わるだろう」「浮気してるなんて信じたくない」と、夫の浮気に気づかぬふりをして何もせずにいる人もいます。

わざわざ夫婦間に波風を立てたくない、浮気されても一体どうすればよいのかわからないという心情でなにもせずに黙認している状態ならば、それは思っていた方向とは違う悲しみとストレスに満ちた生活の始まりとなるかもしれません。

夫は浮気をやめることもなく、浮気相手と家庭と二重の生活を送るようになってもおかしくないでしょう。

すぐに結果を出す

「浮気されたからもう一緒に居られない」そんな気持ちになっても仕方ありません。しかし、その気持ちだけで離婚を決めたとしてもその結果が正しいかはわかりません。子供の事や生活の事を考えたら、離婚してから経済的に自立する事はむずかしいかもしれません。それにも関わらず、夫に「離婚します」と言ってしまっていたら、夫の気持ち的にももう後戻りもできなくなっているかもしれません。

仕返しに自分も浮気する

夫がやったなら自分もやってやる!と仕返しのつもりで浮気する人もいます。しかし、日本の法制度では、やられたからと言って同じことをしても良いという考えはありません。浮気は民法上の不法行為にもなり得るもので、先にやった後にやった関係なくどちらも違法行為となります。

夫だけならば自分は被害者ですが、自分も行えば被害者だったものが加害者にもなってしまい、問題が複雑になるでしょう。

また、夫の浮気がまさかの気のせいだったとしたら…あなたは完全な加害者です。

夫の浮気に気づいた時にするべき行動

浮気に気づいたとき、とっさに出た行動は後の後悔に繋がる可能性があります。信頼していた夫の浮気を知った時自分がどのような行動を取るか今はまだわからないかもしれません。ですが、そうなった時に適切な行動ができるように、今からするべき行動を知っておきましょう。

また、もうすでにその時を迎えていてどうすれば良いか困っている方も、今からでも遅くないかもしれません。

するべき行動へ移りましょう。

ここからは夫の浮気に気づいたときにするべき行動をご紹介していきます。

まずは冷静に!

夫が浮気をしていると気づいたら、まずとにかく冷静になってください。その時になればわかるかもしれませんが、冷静になる事は簡単なようで簡単ではありません。

考えたくなくても色々な事が頭に浮かんできて、眠れなくなってしまう事もあるでしょう。そういった状況にあるうちは判断力も下がり、何をしてもうまくいかなくなってしまいます。

焦って行動する必要はありませんので、まずは落ち着きましょう。

浮気の証拠を手に入れる

浮気を疑ったその瞬間から、「絶対に夫は浮気をしている」と完全に思い込んでしまっていることもあります。浮気の証拠があるのなら、その証拠で本当に浮気していると言い切れるか考えてみてください。

友人から「あなたの旦那、こないだ浮気してたよ」と言われても、もしかしたら見間違いだったかもしれません。今一度、なぜ浮気されていると思ったのか考えてみましょう。

もし、浮気を断定できるほどの証拠がないのなら、これから有利に話を進めるために証拠を手に入れる事が必要になってきます。

ただし、浮気の証拠を手に入れようとしている事は絶対に夫に気が付かれないようにしなければいけません。

夫と今後どうしたいか考える

冷静になれた後で、夫が浮気をしていたとしたら、今後夫との関係をどうしたいか考えていきます。

考える事としては

  1. 離婚するかしないか
  2. 慰謝料請求するかしないか
  3. 慰謝料は誰に請求するか(夫のみ、夫と浮気相手双方)
  4. 離婚の際の条件(財産分与、親権、養育費など)    

浮気問題に対する深刻度は人それぞれなので許せる人もいれば許せない人もいます。しかし、浮気が確かならば慰謝料請求する事はできます。浮気されたから離婚して慰謝料請求する人もいれば、浮気されても離婚しない慰謝料請求もしないという人いますが、あなたはどのような決着を迎えたいのか、落ち着いて検討しましょう。

離婚は夫婦が合意して成り立つものですが、中には浮気したくせに離婚は拒否してくる夫もいるでしょう。その場合であっても、法的には浮気(不貞行為)は離婚の理由として認められています。

また、逆もありきで、妻としては離婚したくないのに浮気した夫の方から離婚を求めてくることもあります。しかし、その場合も不貞行為を行った配偶者は有責配偶者となり、基本的には離婚を請求できなくなります。

今後の選択肢例

離婚しない、慰謝料請求する

浮気を立証できれば、法的な離婚の理由に該当するとして離婚することは可能です。しかし、浮気された側が離婚したければ離婚請求できるだけで、決して離婚しなければいけないということではありません。

浮気した事実が許せなくても、法的に離婚ができるとしても「子供たちの事や今後の生活などを考えると、離婚まではするべきではない」という考えに至る事もあります。

このような考えから離婚しないという結論に至った場合でも、慰謝料を請求することはできます。

ただし、離婚するケースに比べ慰謝料の金額は低くなる傾向です。

離婚をしない道を選んだ場合、浮気をした夫に慰謝料を請求しても、家計の中でお金が動くだけで家庭としては実質的にお金が受け取れるわけではなくなってしまいます。ですから、離婚しない場合で夫に請求せずに、浮気相手だけに請求するケースは良く見受けられます。

しかし、それでも夫にも浮気相手にもあえて慰謝料請求しないケースもあります。

実は、浮気相手にだけ請求したとしても、浮気したのは二人の責任だとして夫がかばう可能性が出てきてしまうのです。

しかも、それもこそこそと守るような形になるかもしれません。そうなると、せっかく解消した関係を最接近させてしまう事にもなりかねません。

そういったリスクをなくすために、誰にも慰謝料請求せず穏便に済ませようとすることもあります。

※離婚しない場合は誓約書を作成する

離婚しないとしても、浮気はやめてもらわないと困ります。では、「浮気をやめてもう二度としないでね」とお願いすれば夫は浮気をせずにいてくれるでしょうか?

答えは残念ながらNOかもしれませんね。

当分は浮気しないかもしれませんが、お願いしたくらいでは弱いでしょう。

そこで浮気再発防止に有効なのが誓約書の作成です。

誓約書には約束を破った際のペナルティを記載する等して、再発を防止しましょう。

離婚する、慰謝料請求する

浮気した夫に愛想が尽き、離婚後の生活も見通しがつくのなら離婚する選択肢も十分考えられます。もし夫が離婚や慰謝料の支払いを拒否してきたとしても夫に不貞行為があった場合、法的に離婚と慰謝料の請求ができます。

離婚の道を選ぶという事は、一緒に暮らすことができないほど夫婦関係を破綻させられたという事になります。それによる精神的ダメージが大きいと考えられ、慰謝料は高額になる傾向があります。

慰謝料は夫に請求する事も浮気相手に請求する事もできますが、二重取りはできません。

たとえば、裁判で慰謝料が200万円と決められたのなら、夫から200万円+浮気相手から200万円ではなく、100万円ずつなど双方合わせた金額が200万円となります。

浮気をされると相当のダメージを受けるのは当然です。「もう夫の顔など見たくもない、話もしたくない」と思ってしまう事もあります。この件についてもう触れたくない、記憶から消し去りたいなどの思いから、「離婚さえできればそれだけでいい」「慰謝料の分割なんて関係が続くから嫌だ」と、慰謝料請求の交渉や訴訟をしないで離婚してしまうケースも見られます。

しかし、離婚した後の生活はまだまだどうなるかわかりません。今まで夫の収入に頼っていた部分が多ければ、離婚後は自分が働いて収入を得ていく必要も出てきます。請求できる物は請求しておくに越したことはないでしょう。

離婚や慰謝料請求をするには「証拠」を用意!

浮気していることを理由に離婚や慰謝料を請求したとしても、浮気を認めず言い逃ればかりすることはよくあります。散々な事をしておいて自分が不利益を被るのは避けたいのです。そのため自分の行動が法的にやってはいけない事だとそれなりに理解しつつも終始隠し通しそうとします。

女性と高級レストランで食事をしているところを目撃した程度のことでは、上手くごまかすことでしょう。ですから、浮気している確かな証拠が必要なのです。それも、「長年付き添っている私ならわかります!この行動は浮気に違いありません」と言った主観的な証拠ではダメです。客観的に誰が見ても浮気と断定できる確かな証拠でなくてはいけません。

では、誰が見ても確実に浮気しているとわかるような証拠とはどのような物でしょう。次の項でご紹介します。

浮気と断定できる確実な証拠とは

法律用語では浮気と言う言葉は無く、「不貞行為」が類義語となります。民法第770条では、配偶者の不貞行為があった時に違法だと定められており、その不貞行為とは具体的に「自らの意思で、配偶者以外の人物と性的な行為、またはそれに類する行為を行うこと」としています。

よって、法的には肉体関係がある場合を不法行為としますが肉体関係がない「ハグをする」「キスをする」などでは不法行為とみなされません。そのような内容では浮気を立証できないのです。

では、肉体関係があるという事をどのように証明すれば良いのでしょう。

1.ラブホテルを利用する時の写真や映像

ラブホテルは性行為を行う事を目的として利用される施設です。よって、ラブホテルに一定時間滞在したということは不貞行為を強く連想させます。

ただし、ラブホテルに入ってもすぐに出てきた場合は、「入ったけれども特に何もせずに出てきた」と主張することもできてしまいます。よって、ラブホテルに一定時間滞在していたことがわかる証拠でなければいけません。そこで、ホテルに入った時刻と出てきた時刻がわかる映像で滞在時間を証明します。

また、「人違い」などと言い逃れされないように顔までハッキリとわかるように撮影します。

2.浮気相手の自宅に出入りする様子の映像

夫と浮気相手が性行為に及ぶ場所として考えられるのはラブホテル以外にも自宅が考えられます。特に浮気相手が一人暮らしをしている場合、費用的にもラブホテルへ行くよりも負担が少ないです。そのため、家庭を持っていてお金の使い方に制限のある夫は浮気相手の自宅にも行きがちです。

先に紹介したラブホテルに出入りする写真や映像よりは証拠能力が弱いのですが、浮気相手の自宅に出入りする様子が何度も定期的にあるのなら、その様子を撮影する事で浮気の証拠になる可能性があります。

3.性的関係がある事がわかるLINEや会話

浮気している二人の会話の中に明らかに性的関係があることを示す内容がある場合は、浮気の証拠として役に立つ可能性があります。

例えば、夫のスマホに残っていたSNSやLINEでの会話、ボイスレコーダーなどで録音した会話などがあります。しかし、いくら夫婦であっても他人の携帯を勝手に見る行為はプライバシー権の侵害や不正アクセス禁止法になり夫から訴えられてしまうという事もありえます。

夫の浮気に気づいたら探偵に浮気調査を依頼するべき

机の上のノートパソコンを見ている男性

中程度の精度で自動的に生成された説明

勘の鋭い女性も多く、夫の少しの変化から浮気を疑いだす事があります。最初は、疑問程度だったものが、気に出してみると怪しい事ばかり…長い付き合いをしているとこの行動は「浮気しているに違いない」と確信に変わる事もあるでしょう。

そうなった時に、問い詰めたくなることもありますがしてはいけない行動となるのでストップです。

その間に、今後の夫との関係を考えたり、浮気の証拠を集めましょう。ただし、自力での浮気調査は、夫の服のポケットやサイフの中をチェックするなど、調査としては簡単で安全な領域内で無理なく行うべきです。調べていてどんどん怪しくなると、そこから夫のスマホのロックを解除してLINEのやり取りを見たりGPSアプリを入れたり、ボイスレコーダーを鞄に忍ばせたりするようになっていく事があります。そうやってエスカレートしていくと、今度はあなたが違法行為を行ってしまったり調べている事に気づかれてしまう恐れがあります。

しかも、それだけリスクを抱えながら行ったわりには、離婚や慰謝料を請求で法的に浮気を証明できるような強い証拠を入手できないことがほとんどです。

しかし、探偵に浮気調査を依頼すればリスクを最小限に浮気の事実を調べ、裁判でも有力となるような強い証拠を入手できるでしょう。

精神的にも辛い浮気調査は探偵を頼りにして任せておき、あなたの時間はあなたの今後を考えるために使うべきです。

まとめ

夫の浮気に気が付いてしまった時、こんなことなら知らない方が良かった…知らなかったことにしよう…と何もせずにいたり、逆に怒りのあまり問い詰めてしまったりする人もいます。

しかしこれらの行動は後に後悔に繋がる可能性がありますのでやめてください。

もし浮気に気が付いたら、まず冷静になりその浮気問題について最終的にどのような決着をつけたいのか、じっくりと考える必要があります。具体的には、夫と離婚するかしないかや慰謝料請求についてです。

さらに、浮気の証拠集めも必要となりますが、離婚や慰謝料請求の事を考えながら同時進行するのは難しいでしょう。簡単な浮気の証拠集めは自分で行うとしても、肝心な浮気を立証できるような証拠は探偵の浮気調査で入手してもらう事をおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP